21/22 プレミアリーグ第19節マッチレビュー ノリッジVSアーセナル 移籍後ベストパフォーマンス? 神童ウーデゴール

第19節 アーセナル

ノリッジ戦マッチレビュー

21/22 プレミアリーグ第19節 キャロウ・ロード
ノリッジ0-5アーセナル

ノリッジ戦スタメン

・ゴール
サカ(6, 67)
ティアニー(44)
ラカゼット(84)
スミスロウ(90+1)

・交代
トーマス→エルネニー(75)
サカ→ペペ(78)
マルティネッリ→スミスロウ(82)

・レフェリー
グラハム・スコット

前半戦では最下位対決となったこのカードですが、その試合から確実に成長が見えた試合となりました。

右SBについて

この試合冨安、セドリック、チェンバース、ナイルズとコロナウイルスに感染したとのことで、まさかの右SB全滅となりました。4人もいたはずなのに気づいたら一人もいなくなっているのが何ともアーセナルらしいと感じました。そんな状況なので今回の試合ではベンホワイトが右SBを務めました。足元の技術があるので比較的問題なくこなしていたと思いますし、冨安の抜けた穴を塞ぐことができていたと思います。(ノリッジ相手だったからという可能性もありますが)

しかしホワイトはCBからの球出し、持ち上がりなどが強みだとは思うので、やはり右CBとして使う方が脅威なのかと感じました。ただ1つのオプションとしてはありだと感じました。例えば来シーズンはサリバが戻ってくる予定ですので、CBをサリバとホワイト、右SBを冨安とベンホワイトでターンオーバーできるのではないかと感じました。

神童ウーデゴール

この試合アーセナルに加入してから、ベストパフォーマンスといってもいいくらいの働きだったと
思います。結果としても2アシストしていますし、特にビルドアップでの安定感が抜群でした。ワンタッチ、ツータッチでボールを捌いていましたし、また抜きでパスを繋いだり、ドリブルで持ち運んだりとウーデゴールの良さが全て出ていたようなパフォーマンスだったと思います。一時期、4-4-2のフォメでベンチを温める期間が続いていましが、4-2-3-1に戻りスタメンに復帰してきてから絶好調が続いています。いよいよプレミアリーグにも適応してきており、若手達とともに成長を続けているのかもしれません。

ただ唯一この試合でよくないと感じたのが、ボールロスト後の守備についてです。プレスはさぼらずにしっかりかけるタイプではあるんですが、この試合ではボールロスト後の切り替えができておらず、ジョグで戻っている場面があったのでそこに関しては改善が必要だと思いました。特に2点目の場面ですがマルティネッリが素晴らしいプレスバックを見せたおかげで、ゴールに繋がりましたが、逆にマルティネッリのプレーがなければカウンターをくらっていてもおかしくない場面でした。他の試合では切り替えも早くプレスバックができていた印象があるので、この試合では余裕があったからなのかと感じますが、マルティネッリのように常に全力の姿勢を見習って欲しいです。

サカとスミスロウ

サカについて

前回のマッチレビューでサカは決定力が課題だという話をしましたが、この試合では見事な決定力を見せつけました。この試合のようにカットインから得点を量産できるようになればいよいよ手がつけられない選手になると思います。今シーズンゴール感覚を身につけていって欲しいです。

スミスロウについて

スミスロウに関してはまたしてもゴールを決めてしまいました。もうこの男は止まりません。ここ最近、交代で入ってくると絶対にゴールに絡んでくれるという期待しかありません。またパスアンドムーブからラカゼットのPKを誘ったパスに関しても実質アシストのようなものでした。スミスロウに関しては10分あれば違いを作れてしまえるほど、スーパーサブとしての役割がピッタリの状況です。2列目全員が調子がいいだけに誰を選択するか難しいですね。

まとめ

最初にも書きましたが、前半戦ではこのカードは最下位争いと言われていましたが、この数ヶ月でこうも状況が変わっていますし、確実にあの頃とは違う、アーセナルが成長していることが分かる試合だったと思います。見ていて楽しい試合でしたし、シンプルに強いと感じました。次節ウルブス戦が延期となったため、次が年明けマンチェスターシティ戦となります。冨安が間に合うか分かりませんが、勝ち点1が取れれば御の字だと思います。ぜひ頑張って欲しいです。

そして今年もありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。

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