ウェストハムユナイテッド戦マッチレビュー
22/23 プレミアリーグ第17節 エミレーツスタジアム
アーセナル 3-1 ウェストハムユナイテッド

・ゴール
サカ(53′)
マルティネッリ(58′)
エンケティア(69′)
ベンラーマ(27′)(P)
・交代
ティアニー→ジンチェンコ(73′)
マルティネッリ→ヴィエイラ(88′)
トーマス→エルネニー(90+5′)
ソーチェク→フォルナルス(78′)
アントニオ→ムバマ(87′)
・カード
ボーウェン(8′)
ツォウファル(45′)
・レフェリー
マイケル・オリバー
W杯明け、初戦の試合となりましたが、リーグ中断前の強さをそのままにしっかり勝利をすることができました。
3トップについて
この試合では3トップ全員が得点を決めてくれました。ジェズスがW杯期間中に怪我をして離脱したことによってエンケティアにチャンスが回ってきたので、特に期待されていたと思います。一部では冬の移籍市場でFWの補強が必要だという声も挙がっていましたが、さっそく結果を残してくれました。昨シーズンも、ある程度継続的に出場機会があれば結果を残せることを見せつけてくれましたが、今シーズンもまたチャンスをものにしてくれるんじゃないかと思わせてくれるパフォーマンスでした。中盤に降りてきてのポストプレーもそうですし、前線からのプレスもしっかりできていました。また、ターンが非常にうまく、コンディションも良さそうに感じました。特にゴールシーンでは内側にボールを持ち運んでいくかと思いましたが、外側に反転して、その流れでシュートは完璧なゴールだったと思います。初戦で結果がついてきたのは、エンケティアにとってもかなり自信がついたと思います。
サカ、マルティネッリに関してはW杯の疲れもあったと思いますが、しっかりチームに貢献してくれました。両WGの2人もゴールが取れるのはかなり大きいです。今のアーセナルは多くの選手がゴールを決めれるので、ジェズスが不在の間はエンケティアひとりに背負わせるのではなく、チーム全体でジェズスの離脱を埋めることが必要です。
ウーデゴールについて
この試合のMOMはウーデゴールでした!
W杯期間中しっかりリフレッシュできたのか、非常にコンディションが良さそうでした。特に感じたのはパスの質です。縦パスをしっかり通していましたし、「そこに通すか」という思わず声が出てしまうようなパスが目立っていました。そして、前からのプレスも言うまでもなく、この試合ではウーデゴールがボールを奪ってシュートまでいくシーンが多く見られました。3トップがゴールを決めていたからなのか、ボールを奪った場所がゴールに近かったからなのか分かりませんが、普段よりシュート意識が高めに感じました。この試合に関してはもう少しゴール前でパスを出してもいいのにという気持ちにもなりましたw
ヴェンゲルについて
この試合、エミレーツにはヴェンゲル、アンリ、オーナーのクロエンケ親子が観戦していました。アンリはノーロンの時など、たまに観にくることもありましたが、ヴェンゲルに関しては勇退してからおそらく始めての観戦だったと思います。勇退してからこれまでは、アーセナルとは少し距離をおいていました。今シーズンもインタビューなどで、「いいパフォーマンスを見せている」や「シティの次に優勝の可能性がある」というコメントも残していましたが、まさかエミレーツに帰ってくるとは思っていなかったので、カメラに抜かれた時は驚きました。おそらくほとんどの方がヴェンゲル監督時代のアーセナルに魅せられてグーナーになったかと思いますので、この試合がどれだけ特別な試合だったかというのが分かると思いますし、正直エモい試合だったと思います。特にマルティネッリのゴールの後、カメラに抜かれていましたが、立ち上がって拍手する姿が当時のままでした。やっぱりヴェンゲルが好きなんだと改めて感じました。
まとめ
正直W杯で好調の流れが途切れる可能性もありましたが、リーグ再開後しっかり勝ったことでこのまま勢いに乗れると思います。また、逆転勝ちというのも大きな勝利だったので、これからもアーセナルに期待していいと感じました。ここから手強いチームとの4連戦がありますので、ここを乗り切れるかが大事になっていきます。
次節は1月1日(日)2時30分からアウェイでブライトン戦となります。今シーズン調子のいいチームですから、勝っていい年明けにしたいところです。
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