リーズ戦マッチレビュー
22/23 プレミアリーグ第11節 エランド・ロード
リーズ 0-1 アーセナル

・ゴール
サカ(35′)
・交代
ロドリゴ→バンフォード(46′)
ジャック・ハリソン→クリヒ(75′)
マルク・ロカ→サマーフィル(84′)
シニステラ→ゲルハート(89′)
ウーデゴール→ヴィエイラ(73′)
ベンホワイト→ティアニー(76′)
サカ→ホールディング(82′)
ジェズス→エンケティア(82′)
・カード
サリバ(62′)
マガリャンイス(90+5′)
・レフェリー
クリス・カヴァナー
ヨーロッパリーグから中2日でかなり苦しい試合となりましたが、ここも勝ってしっかり首位をキープしました!
チーム全体について
前回のボデグリムト戦程ではないですが、この試合もチーム全体のパフォーマンスがよくありませんでした。とにかくELの疲れが見えた試合でした。対してリーズは週一のペースですので、この試合ではベストコンディションで戦えていたと思います。リヴァプール戦も常にドキドキするような試合でしたが、それと同じくらいもしくは超えるほどのドキドキする試合内容で、試合後かなり疲れました。とにかくリーズの前プレスにハマってしまい、ゲームを支配されていました。正直なぜ勝てたのか分かりません。ただ、言えることはリーズの決定力不足とバンフォード劇場に助けられた試合でした。
特に疲れが見えたのはディフェンダー陣です。前回のボデグリムト戦で出番の多かったベンホワイトとサリバはとにかく疲労がやばそうで、ベンホワイトは交代時フラフラの状態でした。サリバに関してもいつも程の圧倒的なパフォーマンスではなく、危ないシーンが何個かありました。逆に前回のELでお休みだったマガリャンイスに関しては、ラストプレー以外、非常に安定感のあるパフォーマンスでしたので、やはりこれまでの危ないプレーは疲労からくるものなんだと思いました。
冨安に関しては、評価が分かれるところではありますが、ポジションニングや守備などは非常にいいと思いましたが、逆に攻撃面で引っかかる部分が多かったと思います。ただ評価が難しいのはこの試合では、両サイドバックがハマるようなシステムにはなっていたので、狙いどころにされていたと思います。また、単純にマガリャンイスやラムズデールからいわゆるはめパスを受けていたとは思います。そして、チーム全体の調子が悪いのもあるので、フレッシュな状態であればもう少しプレス回避も上手くいったとは思います。ただ、ティアニーをベンチに置いてまで左SBで起用するほどのパフォーマンスではなかったと思います。それなら初めからベンホワイトを休ませるために、冨安、ティアニーの両サイドバックでも良かったと思います。ただ、この試合で冨安の評価を低くしている人もこんなもんじゃないという気持ちがあるからこその評価だと思います。むしろ、ここまで高いレベルのパフォーマンスを求められているのが今の冨安の凄さだと思いますし、冨安ならできると思っています!
ラムズデールについて
この試合のMOMは間違いなくラムズデールだと思います。まず何よりよかったのが、試合が中断になり、ロッカールームに戻るタイミングで見せたラムズデールの笑顔ですね。何としてもあの笑顔を守りたいと思いましたw
それ以外にもパフォーマンスも素晴らしく、ビッグセーブも何本かありました。特にバンフォードのシュートを股間で止めて、その後もしっかりボールをキャッチするまでプレーしたラムズデールの姿は忘れられません。よく痛がらずにそのままプレーを続けれたなと思いますし、まさに漢だったと思いました。試合内容的にも負けていてもおかしくなかったので、股間ブロックが無駄にならなくて本当によかったと思います!
この試合を見て感じたこと
上手くまとめられなかったので、最後に一通り書きたいと思います。まず決勝ゴールとなったサカのシュートでしたが、本当に見事なシュートでした。逆足であのコースに決めれるのは素晴らしすぎますし、まさか入るとは思っていませんでした。あのシュートを決めれるようになれば、サカは本当に止められない選手になると思います。
この試合を見た感想としては、今シーズンCLではなくELでよかったと思います。昨シーズン、週一のペースで試合をしていたチームなので、今シーズン試合数が増えたことでやはり、余裕がなくなっているようには感じました。これがCLでより厳しい戦いをしていれば、リーグ戦にもっと影響していてもおかしくなかったと思います。そして、まだ選手層の薄さを感じました。もちろん、ジンチェンコ、スミスロウ、エルネニーが怪我で離脱しているのはありますが、明らかに、MFとWGの枚数が足りていないと思います。現状、最終ラインとトーマスに関してはなんとかやりくりができそうではありますが、マルティネッリ、サカの負担がかなり大きいです。この二人のうちどちらかが怪我をすれば一気に崩れてもおかしくないとは思います。冬の移籍市場でトーマスの控えを獲得できれば優勝が狙えると思っていましたが、意外にWGの方が優先度が高いのかもしれないと思いました。スミスロウ、ヴィエイラが純粋なWGタイプではないので、純粋なWGタイプが欲しいところではあります。それかネルソン、マルキーニョスにかけて、アンカーを獲得しにいくのか冬の移籍市場は注目です。少なくとも昨シーズンのように誰も獲得しないというのは、勿体ないので動いて欲しいです。※もちろんトーマスが離脱したら終わるのは分かっていますが、あのレベルの選手を連れてくるのは正直冬は厳しいと思っています
まとめ
試合内容的には負け試合ではあったので、この勝ち点3はかなり大きいですし、後々響いてくると思います。長いシーズンでこういう試合があと何回かはあると思いますが、そこで勝ち点を落とさないチームが優勝するチームだと思います。このまま勝ち点を落とさないように頑張って欲しいです。そして、今節マンチェスターシティが落としたため、かなり大きな勝利でした!
次節はシティ戦が延期となり、10月21(金)2時からキックオフでEL GS第2節PSV戦となります。いよいよ直接対決となりますので、早めに首位突破を決めてELを完全にターンオーバーできるようにして欲しいです。
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