レスター戦マッチレビュー
21/22 プレミアリーグ第29節 エミレーツスタジアム
アーセナル2-0レスター

・ゴール
トーマス(11)
ラカゼット(59)
・交代
マルティネッリ→スミスロウ(78)
サカ→ぺぺ(85)
ラカゼット→ヌケティア(90)
・レフェリー
アンソニー・テイラー
強いチームの戦い方というか大人な戦い方をしていました。これでリーグ戦5連勝となりました。
トーマスについて
ここ最近、他のマッチレビューでも書いていますが、いつものように圧巻のパフォーマンスでした。見事なヘディングで先制点を決めましたし、ゴールの枠に当てる惜しいシュートも放っていました。攻撃面だけではなく守備面でもファイターとして見事な活躍をしていました。後は本当にシュートだけが課題となりました。これはあくまでも僕の妄想でしかありませんが、トーマスのミドルシュートが決まった日にCL出場権が決まるようなそんな気がしています。というかそうなって欲しいと思っています。
プレス回避について
この試合ではアーセナル、レスター共にプレスをかけあう展開となりましたが、両チームのプレス回避の差が出た試合だったと思います。アーセナル側はトーマス、ウーデゴールの個人技の部分も大きいですが、この二人の圧倒的なプレス回避能力によって、いとも簡単にレスターのプレスをはがすことができていました。勿論、個人技だけではなく、ラカゼットが落ちてきたり、ジャカが状況に応じて落ちて、時折2ボランチになるなど選手の個人技とシステムが組み合わさって、最近はプレス回避が上手くいっていると思いました。次節はリヴァプール戦ですが、リヴァプール相手にどれくらいプレス回避ができるかかなり注目のポイントだと思います。
試合全体について
まずこの試合ではコーナーキックとPKでの得点での勝利となりました。しかし攻撃が出来なかったわけではなく、しっかりチャンスを作ることは出来ていましたが、ゴールネットを揺らすことができませんでした。そんな中セットプレーとPKでしっかり決め切り、勝ちきるという強いチームの戦い方ができていたと思います。今期セットプレーを強みとしていましたが、攻撃面だけではなく守備面でも強みとなっており、今季コーナーキックからの失点が1回もありません。過去の自分達は決めれず、相手からは決められまくるアーセナルの姿はもうありません。
また試合の終わらせ方も完璧でした。これまでのマッチレビューでは試合の終わらせ方がよくないという記事も書いてきましたが、この試合では完璧だったと思います。後半からは相手にボールを持たせて、ミッドウィークのリヴァプール戦に向けて体力の温存ができていました。そして相手にボールを持たせてもしっかりブロックをしきクリーンシートを達成して、今のアーセナルの強みである守備の堅さをみせることができたと思います。また後ろ側で相手をいなすパス回しや、ラムズデールが時間を稼ぐシーンなど試合巧者な戦いができていたと思います。
まとめ
好調なレスターをしっかり倒して、シーズンダブルを達成しました。これでアーセナルも5連勝となり好調な状態でリヴァプール戦に望めます。前半戦とリヴァプール戦を迎える状況が似ていますが、今は勢いだけではなく、しっかりチームとして強いということが試合を見て分かりましたので、今のチームがリヴァプール相手にどこまでやってくれるかかなり楽しみです。
YouTubeのマッチレビューもぜひチェックお願いします!

コメント