リヴァプール戦マッチレビュー
21/22 プレミアリーグ第27節 エミレーツスタジアム
アーセナル0-2リヴァプール

・ゴール
ジョタ(54)
フィルミーノ(62)
・交代
ウーデゴール→スミスロウ(67)
サカ→ぺぺ(74)
ラカゼット→ヌケティア(80)
・レフェリー
アンドレ・マリナー
悔しい結果となりましたが、またもや上位2チームに近づいている、成長していることが分かる試合だったと思います。
プレス回避について
前回のレスター戦のマッチレビューでも、リヴァプール相手にどれくらいプレス回避ができるかが注目という記事を書きましたが、リヴァプール相手にも問題なくプレス回避することができていたと思います。またアーセナルのプレスもハマっていて、前半はアーセナルの方が上手くいってたと思います。だからこそ前半のうちにリードを奪えなかったこと、ウーデゴールのシュートシーンで決め切れなかったことが非常に悔やまれました。もし1点でも決まっていれば結果は違っていたかもしれません。
セドリックについて
試合後、Twitterなどを見てみるとセドリックを批判する声が見られたり、冨安がいればという声が上がっていました。ただ個人的には冨安がいたら失点しなかったか、結果が変わっていたかと言われればそんなことはなかったと思います。勿論、冨安のパフォーマンスが素晴らしいのは分かっていますが、ここ最近のセドリックのパフォーマンス、そしてこの試合のパフォーマンスは素晴らしかったと思います。試合前にはセドリックの部分が心配だとか穴だとか言われていましたが、しっかりルイスディアスを封じこめていましたし、パスの繋ぎの部分も良かったと思います。クロスがよくないという意見もありますが、そもそも単純に上げるだけのクロスを決め切れる選手がアーセナルにはいません。そしてこの試合ではいつものように右サイドをサカ、ウーデゴール、セドリックで崩すシーンがほとんどなかったので、単純にクロスをあげるくらいしか選択肢がなかったと思います。冨安の復帰を願う気持ちは分かりますが、冨安とは違う形で不在の穴を埋めてくれているセドリックの活躍をもっと評価するべきだと思います!(※セドリックはここ最近の活躍もあり見事代表に呼ばれました!おめでとう!)
リヴァプールとの差について
この試合で感じたことはそこまでリヴァプールと大きな差は感じませんでした。対等に戦えていたと思います。しかし最も大きな差は前線の攻撃力、決定力の違いだと思います。この試合ではかなり似たようなスタッツでした。ただリヴァプールはチャンスを逃さない決定力、理不尽な火力があると思います。それが試合後の0-2というスコアに表れていると思います。特に先制点のシーンではアーセナルの守備が特別悪かったとは思いません。ただたった一瞬ずれが起きてしまい、そしてそのチャンスを逃さない決定力がリヴァプールにはあったと思います。そしてその後、畳み掛けるように攻撃して2点目を奪いきりました。今のアーセナルには決定力、理不尽な攻撃力が足りないと思います。冬にヴラホヴィッチを欲しがっていたように、ラカゼットの貢献が素晴らしいのも分かりますが、理不尽なゴールを奪えるようなストライカーが欲しいというのが本音ではあります。
ただリヴァプールは何年も同じメンバーで連携を高めて今や完成されたチームですが、アーセナルはまだ今のメンバーが揃ったばかり、今のフォーメーションを始めたばかりの発展途上のチームです。それでもここまでリヴァプール相手に戦うことができたのはかなり大きいですし、今後の成長が楽しみです。
まとめ
今回こそはいけるというような希望もありましたが、しっかりその希望を打ち砕かれました。やはりそんなに簡単な相手ではありませんでした。しかし今のリヴァプールは世界一のクラブと言ってもいいと思います。そのリヴァプール相手にここまで戦えたのはかなり自信になると思います。大事なのはこの後の試合です。正直リヴァプール戦は負けてもしょうがない部分もあったので、この後、気持ちを切り替えて、アストンヴィラ戦にしっかり勝つことが重要です。今は下位チーム相手に取りこぼさないことがCL権に繋がっていくと思います。来シーズン新しい選手を獲得するためにもCL権の獲得はかなり重要です。そして、来シーズンこそはリヴァプールにリベンジしたいですね!
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