チェルシー戦マッチレビュー
21/22 プレミアリーグ第25節 スタンフォード・ブリッジ
チェルシー 2-4 アーセナル

・ゴール
ヴェルナー(17)
アスピリクエタ(32)
エンケティア(13,57)
スミスロウ(27)
サカ(90+2′)(P)
・交代
エンケティア→マルティネッリ(70)
スミスロウ→セドリック(75)
サカ→ラカゼット(90+5′)
・レフェリー
ジョナサン・モス
3連敗からのビックロンドンダービー勝利!これだからアーセナルは辞められません。またしても沼にハマってしまいました。
覚醒したエンケティア
前節のサウサンプトン戦に引き続きスタメン起用となりました。そして期待に応える2ゴールを決めて勝利に貢献してくれました。これまでもあまり期待に応えることができず、批判の声も多くて、正直自分もそこまで期待値は高くありませんでしたが、よくやってくれました!2点ともラッキーゴールだったという人もいますが、1点目に関しては全力でのプレスがあったからこそクリステンセンのパスミスを誘ったと思います。そしてキーパーとの1対1を落ち着いて決めました。1対1を決め切る力がどれほど偉大か分かると思います。そして2点目に関しても泥臭いシュートだったかもしれませんが、決め切ることがストライカーの仕事だと思います。昨シーズンチェルシー戦でスミスロウが輝きを放ち一気に駆け上がっていきました。今回はこれをきっかけにエンケティアが駆け上がって欲しいです。
スミスロウ&サカについて
スミスロウに関してはロングカウンターからトニクロースのような、ゴールへのパスというような見事なゴールを決めて、リーグ戦10ゴールを達成しました。ここ最近ではあまり調子が良くなさそうで、マルティネッリにスタメンの座を譲っていましたが、ここにきて10番の力を見せてくれたと思います。サカに関しても圧巻のパフォーマンスでした。正直チェルシー側がサカに対してのディフェンス枚数が足りなかったと思います。マルコスアロンソもサールも全くものともせず、サカを止められる人は誰もいませんでした。試合終盤にはPKをもらい、自らPKを沈めてこちらもリーグ戦10ゴールを達成しました。PKに関しては真っ先にユーロのことが頭に浮かびましたが、しっかり決めて、克服してくれたんじゃないかと思いました。
これでプレミアリーグで同じシーズンに21歳以下の選手が二桁得点を達成するのは、ルーニー&ロナウド以来らしいです。非常に素晴らしいですし、誇らしい気持ちでいっぱいです。そしてこの試合得点者が全員ユース組ということで、まさしくアーセナルはロマンとしか言いようがないです。
試合を支えたサブ組
この試合ではアルテタは大幅にシステムを変更してきました。セドリック、ロコンガを外し、ホールディングとエルネニーを起用してきました。ホールディングに関してはビルドアップ面では少し怪しい場面もありましたが、試合終盤では足をつりながらも最後まで頑張ってくれました。特にヴェルナーの裏抜けのシーンは見事な対応でした。エルネニーに関しては久しぶりの出場となりましたが、試合勘を全く感じさせない素晴らしいパフォーマンスで守備面で気持ちの入ったプレーを見せてくれました。またエルネニーの長所でもあり、短所でもあるんですが、安全な横パス、バックパスでチェルシーのプレスを回避するのに貢献していました。今シーズンあまり出番はなかったですが、文句も言わず、自分のできるプレーを最大限に発揮してくれて、チームのために走れるエルネニーは素晴らしいと思います。この試合影のMVPだったと思います。
まとめ
チェルシーに勝てるなら、3連敗するなよという気持ちはありますが、この勝利はかなり大きかったと思います。試合前、正直チェルシー戦はなにかがあるんじゃないかと思っていましたが、やはりやってくれました。ここ最近調子が悪いときにチェルシー戦がきっかけになることが多いので、この調子で残り試合頑張って欲しいです。しかし油断は禁物です。次節はマンチェスターユナイテッド戦となります。逆にユナイテッド戦は足止めを食らう対戦カードでもありますので、気を付けて欲しいです。
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