ウルブス戦マッチレビュー
21/22 プレミアリーグ第20節 エミレーツスタジアム
アーセナル2-1ウルブス

・ゴール
ペペ(82)
ジョゼ・サー OG(90+5)
ファンヒチャン(10)
・交代
マルティネッリ→ペペ(71)
セドリック→ヌケティア(76)
ティアニー→タヴァレス(90+2)
・レフェリー
マーティン・アトキンソン
劇的な試合となり、貴重な勝ち点3を獲得しました。
手強かったウルブスについて
前回のウルブス戦のブログでも書きましたが、やはりウルブスは手強い相手でした。ウルブスの強みである守備の堅さでゴール前で中々チャンスを作らせてもらえませんでした。そして自分達のミスから失点をするという最悪の形を作ってしまいました。ウルブス側としてはラッキーな展開となってしまいました。データ的にもアルテタはHTに先制されてると勝てないとかウルブスは先制した試合で逆転負けを食らったことないなど絶望的な情報もあったため、失点したシーンではかなり絶望的な気持ちになりましたし、負け試合になっていてもおかしくなかったと思います。
トーマスについて
この試合も引き続きワンアンカーとしてプレーしていましたが、前半はウルブスに消されていて構造的にも中々ボールを引き出すことができず苦戦をしていました。しかし時折ボールをもつシーンでは相手をはがして的確な場所にボールを供給できていましたし、攻守において素晴らしいパフォーマンスを見せていたと思います。年明けのシティ戦以降パフォーマンスが圧倒的なこともあり、ここ最近はトーマスのワンアンカーはかなりハマってきていると思います。後はシュートさえ改善してくれればベストなんですが、この試合でも可能性を全く感じませんでした。
交代選手について
この試合では冨安とスミスロウがベンチ外ということもあり、流れを変える交代カード的にはペペとヌケティアぐらいしかありませんでした。そしてこの試合ではその起用に応える活躍を見せてくれました。
ぺぺに関してはAFCONで試合勘を取り戻したこともあり、見事な同点ゴールを決めてくれました。ゴール前での反転してのゴールは見事でしたし、やはり身体もキレているように感じました。昨シーズンも後半から調子を上げていってるので、今シーズンも頑張って欲しいですし、今後戦う上で貴重な得点源となってくれることを期待しています。
ヌケティアに関してはここ最近出てきても何もできないことが多く、正直あまり期待はしていませんでした。ただこの試合に関しては良かったと思います。特にプレスバック、斜めの動き出しなどチームに勢いをもたらす活躍を見せてくれたと思います。この調子を続けて欲しいです。
そしてアルテタもラカゼットに代えてではなく、セドリックに代えてヌケティアを出すという勝負に出ることで結果に繋がったと思います。
ラカゼットについて
ここ最近決定機を外す場面や、この試合でもそこでシュート打つかというシーンや落としをミスしたり、ラストパスが少しずれたりと少し不満の残るプレーを見せていました。しかしキャプテンとして何度も観客を煽るシーンもあり常にチームを鼓舞していました。そして最後はしっかり逆転ゴールという形で結果を残してくれました。(結果的にはオウンゴールという記録になりましたが、なんと言おうとラカゼットのゴールです!)
ゴールを決めた後のなんとも言えないあの表情が最高でした。苦しい時期もあったと思いますが、ようやく結果が出ました。
まとめ
負けていてもおかしくなかった試合ですし、せめて引き分けてくれればという気持ちにもなった試合でした。しかし最後まで諦めずゴールを狙いつづけることで見事勝ち点3を獲得することができました。これまで自滅して負けた試合も何度も見てきましたが、あの頃のチームとは明らかに変わったことが見れた試合だと思います。そして試合後のジャカやレノ、ラカゼットの表情が非常に印象に残っています。アーセナルの辛い時期を支えてくれたこのメンバーでもう一度CLの舞台にいきたいと改めて思いました。この試合で間違いなくCLに挑戦できるチームになったと胸をはって言えると思います!
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