21/22 プレミアリーグ第16節 マッチレビュー アーセナルVSサウサンプトン なぜ今節は攻撃が上手くいったのか?

第16節 アーセナル

サウサンプトン戦マッチレビュー

21/22 プレミアリーグ第16節 エミレーツスタジアム
アーセナル3-0サウサンプトン

サウサンプトン戦スタメン
サウサンプトン戦スタメン

・ゴール
ラカゼット(21)
ウーデゴール(27)
ガブリエル(62)

・交代
ガブリエル→ホールディング(71)
ジャカ→サンビ(81)
ペペ→ラカゼット(83)

・レフェリー
ジャレッド・ジレット

前節の不調からは一転して内容もよく楽しい試合でした。

前節から改善したポイント

この試合まさかの前節と同じスタメンということで試合前少し不安な気持ちになったのは僕だけじゃないと思います。実際前半立ち上がりは良くなく、今日も少しヤバそうだなという雰囲気もありました。連勝していた頃は問題なく出来ていたはずのビルドアップがユナイテッド戦から少し不安定になっていました。そしてこのサウサンプトン戦でも前からのプレスに対して、ビルドアップが少し怖い部分もありました。しかし前半21分、見事に前からのプレスをかいくぐり、完璧な形で先制点を奪うことに成功しました。そしておそらくこの得点が自信を与えたのでしょう。この後完全に立て直し、自信をもって後ろから繋ぐことができていました。また前回のマッチレビューでも話していますが、先制点を取った後、保守的な考えになり引いてしまっていた直近2試合とは異なり、積極的に前からプレスをかけにいけていましたし、追加点を取りにいくという気持ちが見れました。そしてこの姿勢を取り続けたことにより、前半27分追加点を取れたことが非常に大きかったと思います。

また前節のエヴァ―トン戦で問題となったラカゼットとウーデゴールの降りてきすぎる点もしっかり修正されていました。前節ではジャカが左SBの位置に降りてくることによって、ビルドアップを行っていました。それに伴いチームの重心が低くなっていました。この試合ではジャカは左SBの位置に落ちてくることはなく高い位置をキープしていました。これにより必然的にウーデゴール、ラカゼット共に高い位置でプレーすることができていたので、前節のような中央に誰もいないという構造にはならなかったと思います。

攻撃について

これまでのマッチレビューでもアルテタは守備の整備は出来たけど、攻撃の構築が出来ないという話をしてきてましたが、この試合は攻撃面においても非常に良かったと思います。特に感じたのは、ボックス内の人数についてです。これまではクロスをあげてもボックス内に人がいないことがよくありました。しかしこの試合では3、4人入っているシーンが多く見られました。これは1つ目のトピックでも書きましたが、ラカゼット、ウーデゴールが高い位置でプレーできていたことが関係していると思います。

またこの試合ではダイレクトでパスを繋ぐシーンが結構見られたことと、パスを出した後の味方を追い越していく動きも見えたりと、見てて非常に楽しい試合だったと思います。今後も引き続き続けて欲しいです。この試合チャンスシーンを多く作れていたので、後2、3点くらい入っていてもおかしくなかったと思います。そして何より大きいのはスミスロウなしでこれだけチャンスシーンを作れていたことが良かったと思います。この試合では攻撃面で少し改善が見られたと思います。後はこれを継続してやっていけるかが課題だと思います。

オーバメヤンについて

この試合では規律違反ということでベンチ外となりましたが、正直もう擁護のしようがないです。プレー面でも不調のなか、ピッチ外でもチームに迷惑をかけてしまっているのは非常にがっかりです。これがいい機会ですので、キャプテンを剝奪するべきだと思っていましたが、正式にキャプテン剝奪と次節ウェストハム戦の欠場が決まりました。オーバメヤンにはここで腐らず頑張って欲しいですが、アルテタが今後どういう扱いをするかは分かりません。もしかしたら冬に移籍の可能性もあるかと思っています。

まとめ

少し気持ちが落ち込んできたときに面白い試合をするのが、非常にアーセナルらしいですし、「これだからグーナーをやめられないんだよ」という気持ちになりました。前節からの改善も見られ、後はこの内容を継続できるかが課題だと思います。またこの勝利をきっかけに自信を取り戻して連勝を続けて欲しいです。

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