CL権について
いよいよ代表ウィークも終了してプレミアリーグが再開となります。そして今シーズンもまた熾烈なCL権争いの季節がやってきました。そんな訳で今回はプレミアリーグCL権について取り上げて行きたいと思います。アーセナルは今シーズン、5シーズンぶりに4位以内に入るチャンスがあります。そこでライバルチームと比較して見ていきたいと思います。まずは、これまでの5シーズンの勝ち点の平均ラインを見てみましょう。
16/17 | 76 | リヴァプール |
17/18 | 75 | リヴァプール |
18/19 | 71 | トッテナム |
19/20 | 66 | チェルシー |
20/21 | 67 | チェルシー |
こうしてまとめてみるとは平均ラインは71ポイントです。勝ち点70を超えればどのチームもCLに行ってます。計算もしやすいですし、おそらく今シーズンもこの辺りがラインとなりますので、70ポイントで見ていきましょう。
4位 アーセナル
まずは我らがアーセナル、現在4位で、勝ち点54。残り試合が10試合です。CLラインの70までは後16ポイント必要です。単純計算では5勝1分4敗のラインとなっています。
クリスタルパレス | A |
ブライトン | H |
サウサンプトン | A |
チェルシー | A |
ユナイテッド | H |
ウェストハム | A |
リーズ | H |
ニューカッスル | A |
エヴァートン | H |
トッテナム(日程未定) | A |
アーセナルの厳しいポイントとしては、チェルシー、マンチェスターユナイテッド、ウェストハム、トッテナムとライバルチームとの対戦が4試合残ってます。ここが間違いなく他のチームより難しいポイントとなります。逆に勝てば一気に差を広げることができます。そして、もう一つ厳しいポイントはアウェイが多いところです。10試合中6試合がアウェイでの試合となります。アーセナルの重要な試合はウェストハム、トッテナムとの2試合だと思います。まず直接対決の中で絶対に落としてはいけないのがウェストハムとの対戦です。そして、今回の記事でもユナイテッド、ウェストハムも取り上げていますが、現実的に考えるとアーセナルとトッテナムとの一騎打ちだと思っていますので、間違いなく一番のライバルはトッテナムだと思います。勝ち点差が3ポイント差離れているとはいえ、ノースロンドンダービーに負けると勢いを持ってかれそうな気がします。また、最近調子を上げているリーズ、ニューカッスル、そして残留争いをしているエヴァートンなど中々厄介な相手が残っています。ただ前半戦のように取りこぼさない戦い方を続けていけるのであればアーセナルが一番有利なことに間違いはないです。また、今のアーセナルにはライバルチームにも臆することなく戦うことができるでしょう。そして何より争っているチームの中で一番まとまっており、安定感のあるチームだと思います。
5位 トッテナム
現在5位で、勝ち点51。残り試合が9試合です。CLラインの70までは残り19ポイント必要です。単純計算では6勝1分2敗のラインとなっています。
ニューカッスル | H |
アストンヴィラ | A |
ブライトン | H |
ブレントフォード | A |
レスター | H |
リヴァプール | A |
バーンリー | H |
ノリッジ | A |
アーセナル(日程未定) | H |
対戦相手、日程的には一番有利だと思います。ライバルチームとの対戦がリヴァプールとアーセナルの2試合のみ。今シーズンはマンチェスターシティ相手にシーズンダブルを達成していますし、BIG6相手に何かを起こしそうな気もするので、ここで勝ち点6を手に入れるとなると、一気に4位に滑り込んできそうです。しかし、今シーズンは安定感がないのが課題で、逆に中堅相手に取りこぼしていることが多いです。トッテナムも厄介なニューカッスル、レスター、そして前半戦に負けているバーンリーなどが残っているのでここを取りこぼさないことが大事です。そして何よりもノースロンドンダービーの結果次第な部分はあると思います。トッテナムとしてはアーセナル戦の勝利がマストとなります。
6位 マンチェスターユナイテッド
現在6位で、勝ち点50。残り試合が9試合です。CLラインの70までは残り20ポイント必要です。単純計算では6勝2分1敗のラインとなっています。
レスター | H |
エヴァートン | A |
ノリッジ | H |
リヴァプール | A |
アーセナル | A |
ブレントフォード | H |
ブライトン | A |
チェルシー | H |
クリスタルパレス | A |
こちらもライバルチームとの対戦がリヴァプール、チェルシー、アーセナルが残っています。単純計算ではありますが、残り1敗しかできないと考えるとこの3試合が残っているのは中々厳しいです。そして今シーズン取りこぼしも多いこと、チーム状況が悪いことを考えるとあまり現実的ではないと思います。しかし、ここから先攻撃陣が大爆発して、9連勝とかするのであれば可能性は0ではないと思います。
7位 ウェストハムユナイテッド
現在7位で、勝ち点48。残り試合が8試合です。CLラインの70までは残り22ポイント必要です。単純計算では7勝1分ともう負けられない状況です。
エヴァートン | H |
オリンピックリヨン | H |
ブレントフォード | A |
オリンピックリヨン | A |
バーンリー | H |
チェルシー | A |
アーセナル | H |
ノリッジ | A |
マンチェスターシティ | H |
ブライトン | A |
こちらは単純計算で負けられないことを考えると、ライバルチームとの対戦がチェルシー、アーセナル、マンチェスターシティが残っています。そしてヨーロッパリーグも残っていることからほぼ不可能な状況だとは思います。逆にウェストハムはヨーロッパリーグとプレミアリーグどちらに重きを置いているんでしょうか?プレミアリーグではこのままEL権、UECL権を確保しつつ、ヨーロッパリーグで優勝を狙ってるんじゃないでしょうか?
まとめ
マンチェスターユナイテッド、ウェストハムも記事で取り上げましたが、現実的に考えればアーセナルとトッテナムのどちらかになると思います。ただ今回はあくまで単純計算で考えただけであり、サッカーは何が起こるかは分かりません。平均ラインは70ポイントではありますが、もっと下がる可能性もありますし、逆に高くなる可能性もあります。あくまでデータであって、現実を見るべきです。しかしアーセナルにチャンスがあることは間違いないですし、今シーズンの成長を見てれば、安心してCLに戻っていけると思っているので、残り10試合、我々も全力で応援していきましょう。
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