レスター戦マッチレビュー
21/22 プレミアリーグ第10節 キングパワースタジアム
レスター0-2アーセナル

・ゴール
ガブリエル(5)
スミスロウ(18)
・交代
ラカゼット→ウーデゴール(58)
サカ→ペペ(85)
スミスロウ→コラシナツ(90)
・レフェリー
マイケルオリバー
冨安加入後リーグ戦では7試合無敗と絶好調のアーセナル。
しかし立ちはだかるのは相性の悪いランチタイムキックオフです。
ですが、相性の悪さなんてものともせず見事な勝利を収めました。
フォーメーションの継続
前節アストンヴィラ戦でラカゼットをスタメン起用。
4-4-2というよりも4-4-1-1といった方がいいかもしれませんが、メンバーを固定してレスター戦に望んできました。
昨シーズンから2列目のメンバーをコロコロ変更したり、ジャカ不在時のシステムを見つけれていませんでしたが、ようやく最適解を見つけた気がします。
ただアストンヴィラ、レスターが似ているシステムを使うことから同じ戦い方を選択した可能性もあります。次節ワトフォード戦でのフォーメーションは注目です!
理にかなった戦術
結果としては0-2での勝利となったが、試合内容を見ればチャンスシーンも少なくレスターの猛攻を凌いだ試合となりました。
しかし、試合の立ち上がりは上手く試合に入り、前半20分までに先制点、追加まで奪ってみせ、この時点で勝負ありと確信しました。
これまでのアーセナルなら4点差をつけてやっと安全圏といったところでした。しかしアルテタアーセナルになり守備は整備され、今シーズン4つ目のクリーンシートを獲得、先制点を奪いリードしてしまえば逃げ切ることはお手の物となりました。
この試合でもリードを奪った後は4-4-2のブロックをしき、カウンターを狙う形はまさに理にかなってる戦術だったと思います。ただ、チャンスシーンをほとんど作れていなかったのは今後の課題だと思います。
ラムズデール人間を辞める
この試合MOMを獲得したラムズデール。誰もなんの文句もないと思います。
特に前半マディソンのFKを止めたシーンはボールの軌道的にも入ったと思いましたが見事なセーブ、その後のエヴァンスの詰めに対してもしっかり反応。人間を辞めた瞬間でした。
そして足元の技術も言わずもがな非常によく、前半26分20秒からのパントキックでオーバメヤンに蹴った場面、思わず「キモっ」と声が出てしまいました。※いい意味ですw
そして何より大きいのはラムズデールのパッション溢れるプレーだと思いますあのパッションがチームに与えているものは想像以上に大きと思います。サウスゲートよ見てるか?
今後の課題
1つ目はチャンスシーンをあまり作れていないことです。
まだこのシステムを試して2試合目ということもあり、まだまだ慣れていないのかもしれませんがスパーズ戦やアストンヴィラ戦では鋭いカウンターからゴールを奪うことができているので、必ずやれるチームだということです。何より上手くいかないながらもセットプレーで流れを掴んで勝ちきったこと、前半立ち上がり欲しいタイミングでゴールを奪えたことがチームが好調の証だと感じています。
そして2つ目は、交代に関してです。
後半珍しく早い時間帯で交代のカードを切ってきましたがこの交代の意図が分かりませんでした。
ウーデゴールを入れることによりボールを保持して、レスターの勢いを止めたかったのかと思いましたが、逆にウーデゴールのところからロストが目立ちました。またボールを保持したいのであれば前線でボールを収められるラカゼットを交代させたのも謎です。そしてその後のペペとコラシナツの投入、時間帯的に追加点を取りに行きたいのか、守りたいのか意図が分かりませんでした。
まとめ
内容を見ればよくクリーンシートで終わったと思いました。
一部Twitterで他サポから「アーセナルは格下としか戦っておらず、それで勝てているだけだ」というような意見もありましたが、魔境のプレミアリーグにおいて取りこぼしなく勝ち点を積み上げていくことがどれだけ重要か分かっていないように思います。
少し前まで最下位だったアーセナルが今や6位の順位に位置していることから、今年もCL権争いが激しくなることは間違いないです
そして今シーズンは欧州の舞台がないのですから目の前の1試合に集中して、勝ち点を積み重ねていくことが大切だと思います。
もちろんBIG6との対戦成績が大事なのも分かりますが、それ以上に取りこぼしを少なくすることがCL権獲得への道だと思います。
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